たまには、真面目な話

いよいよ明日から総額表示がスタートです。
まぁ、簡単に言えば「税込み表示にしろゴルァ!」ですな。
なんつか、税込みでないといくら払うかわからないって話です。
日本人も計算力落ちましたよねw(違

で、そんなわけであちらこちらで税込み表示になってきています。
わてもこの前ソフマップでメディア買おうとしたときに、
昨日まで69円だったのが72円になってて買い控えしてたら、
よくよく見たら税抜きから税込みになっただけだったりw
笑い話にはなりますが、でも、結局はこういったことがおこるわけです。
そこのとこをちょっと考えてみてください。
すなわち、「値上がり感」と「わかりにくさ」がでたでしょ。
今まで私たちは「消費税」=「会計金額にプラス」って考えてきたわけですよ。
それがある日を境に、「会計金額」=「消費税プラス済」になるんです。
いきなり逆転ですよ、頭が着いていきません。
それも明日からいきなり総額表示一本化を義務付けですから。
物の値段一つ一つが消費税分だけ高くなるんです。
今までと支払う額は変わらないんですが、結局高く見えてくるんですよ。
明日、何十万人って人が買い物するときに「値上がり感」を覚えるはずです。

はてさて、そもそも消費税がなければこんなことにはならなかったんですよ。
もとはといえば消費税の導入がすべての始まり。
今回の総額表示はあちらこちらで消費者のためのもの、と報道されています。でも良く考えてみればそれは大きな間違いですよね。
消費税なければこんなことも起こらないし、商品の価格も一目でわかるんですからさ。
まぁ、現実に消費税あるのでうだうだ言っても仕方ないですが。
世界各国でもありますからね、消費税。

さて、最後に問題はこの総額表示の義務化です。
私はこの義務化は非常に逆行したものであると思います。
てか、一番大事なことを国民は忘れているのです。
消費税は税金である=支払う義務なのであるということ。
それを総額表示にする意味は何でしょうか?
あえて国が義務化したのは、本当に消費者のためでしょうか?
私にはどう考えてもそう思うことが出来ませんね。
消費税を表に出さないことで、どんなメリットがあるでしょうか。
「今後の消費税率の引き上げを見越したもの」であるとしか思えないです。
今の日本経済、私は最低だと思いますよ。
皆さんがどう考えるか、それが大事なんです。
まず、考えてみてください、そして気づいてください。
それが社会科なんです。